不飽和脂肪酸

牛肉に含まれるアラキドン酸

必須脂肪酸の一つとなるアラキドン酸、レバー、肉類、鶏卵、魚類など豊富に含まれている事がわかっていますが、特に牛肉にはアラキドン酸が多く含まれています。
この成分は脳の活性化となる成分で、記憶力、学習力、集中力の向上、免疫機能の調整など、素晴らし効果を持っている成分です。

日本では介護、また痴呆という問題が社会問題となっています。
でも痴呆とは全く関係なく暮らすご高齢者もいます。
ある地域では痴呆になる老人がとても少なく、なぜなのか?と調査してみると、ある医師の助言から牛肉をたくさん食べるようにしているというのです。
中でもカルビなどではなく、良質な赤身のロースをたくさん摂取しています。
高齢の方が大勢で野菜を食べつつ、焼肉をもりもり食べる姿にびっくりしますが、赤身で脂肪が少ない部位の牛肉を食べていることで、アラキドン酸が体内にいつも存在し、これが痴呆にならない秘訣となっているようです。

魚にもアラキドン酸が含まれていますが、牛肉の方が豊富です。
牛肉というと霜降りの資質がとても多い肉という想像をされる方がいますが、赤身肉こそ牛肉のうま味があり、また高い栄養素がある食べ物です。
カロリーも脂質が少ない分高くなく、コレステロール量が低く低脂肪なのでダイエットしている方にもお勧めの食材です。

魚類でも摂取できますが、牛肉が持っている栄養価は特にご高齢者にオススメです。
良質なたんぱく質は、食が細くなりがちなご高齢者にとって必要不可欠な栄養素です。
ちょっと転倒しただけでも骨折してしまう方がいますが、骨を強く、また貧血予防にもなります。
脂肪が多い霜降りのお肉はコレステロールが多いですし、脂質も多いのでお勧めできませんが、脂肪分の少ない赤身のお肉は、魚と1日おきに摂取するといいという事も言われています。

またこの脂肪分についても必要だという意見があります。
コレステロール、血中脂肪が多いという事を気にするのは40代、50代であり、65歳以上という高齢の方は脂質が足りない粗食生活を送られている方が多く、食が細くなることでエネルギー消費量も落ちるため、ある程度脂肪があるお肉類を摂取する方が老化予防になるといわれています。


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