不飽和脂肪酸

魚でアラキドン酸を摂取

神経細胞に重要といわれるアラキドン酸は体内で合成できない不飽和脂肪酸の仲間です。
肉類や鶏卵、魚類などに多く含まれています。
この成分は「脳」の健康に欠かせない成分で、特にアラキドン酸を母乳から得ている乳児に関しては、母乳育児ができない場合を考慮し、粉ミルクへアラキドン酸の配合を推奨しています
乳児の脳の発達にアラキドン酸はとても重要だということが、粉ミルクへの配慮からも読み取ることができます。

不飽和脂肪酸というと、ドコサヘキサエン酸やエイコサペンタエン酸などが有名です。
ドコサヘキサエン酸はDHA、エイコサペンタエン酸はEPAと呼ばれていますが、アラキドン酸と共に必須脂肪酸です。
DHA、EPAは青魚にたくさん含まれているとわかっています。
この成分に関しては肉類、特にレバー、また鶏卵の卵黄に多く含まれていますし、牛肉にも豊富です。
魚はどうか?というと、鶏卵やレバーほどではありませんが、豊富な魚もたくさんあります。
さわらには可食部90g当りに387mg含まれています。
鯖の開きには可食部250g当り487mg、サバの水煮缶にも可食部220gに対して374mgのアラキドン酸が含まれています。
やはり青魚に多く含まれている事がわかります。

ご高齢の方は、魚を好む方の方が多いと思いますが、魚ばかりではなく、お肉類も摂取していくことが必要です。
肉類は脂肪が多いから、コレステロールが多いからという意見の方もいますが、65歳以上の高齢者の方は食が細く、脂が少なすぎる食事によって脂質摂取量が少なく、エネルギーの源となる脂質が足りず体力が減少している方も少なくありません。

脂質が気になる、他に生活習慣病などで食事制限が必要という方でなければ、今日は牛肉の良質な赤身を柔らかく煮込んだもの、明日はカマスの焼き物、といった具合にバランスよく肉、魚両方を献立に活かしていくことが重要です。
レバーには豊富なアラキドン酸が含まれていますし、ビタミン類も豊富です。
貧血防止にもなりますので、利用してみてください。

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